新たなプロジェクトに希望を託して
昨年末の台風「ポンソナ」来襲。その復興から始まった2003年も終わりに近づきました。余りにも多くの事があり、多くの皆様にご心配おかけした長い一年間でした。
日々の作業に追われ、“フルーツワールド便り”もご無沙汰してしまいました。苦しい経済状態のもとではありましたが、実りある有意義な一年でもありました。復興中には多くの人の励ましを頂きフルーツワールドは、更に大きく逞しく立ち直っております。
建物はコンクリートの屋根に変わり、念願の陶器の穴釜も完成し、炭窯の修復計画、草木染の施設計画が具体的になり、自然をテーマにした施設の充実が始まっています。
そんな中で何よりも嬉しい出来事は、夏休みに四国の実家エリアに住む子供達が、フルーツワールドにキャンプをしに訪れてくれ、一緒に遊べたことです。大きな夢と希望を天真爛漫な子供達から授かりました。この素晴らしい計画を実行してくれた愛媛県西宇和郡三瓶町、井伊三瓶町長を始め、関係者の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。その後も参加者の方々から心温まる手紙を頂いたり、数え切れない楽しい思い出を残してくれました。
今年は大人のキャンプも実現いたしました。日本経営管理協会主催で経営者、後継者を対象にした人間力強化研修です。私どもが取り組んでいるテーマ「自然との共生」が主催者の考えと一致したことによる嬉しい実現です。
自分を見つめると同時に自然を見つめることの出来る生き方も必要ではないだろうか。時代の急激な変化の中で、あまりにも多くの大切な事を失いつつあるのではないだろうか。これからの日本経済を、子供達の未来を考える時、私ども大人のやるべきことが数多くあるような気がしてなりません。 研修プログラムの中で私の特別講演も企画され、新たな可能性に向かい挑戦しています。
《泊まって遊べるフルーツワールド》を目指しておりますが、そんな中で今年実現しました子供そして大人のキャンプは大きな成果であり、将来に大きな夢を抱かせてくれました。今後日本からの小学生から大学生までが安心して自由に来て泊まれ、自然学習ができる施設を作り上げていく予定です。子供を中心に家族も泊まれる「濱本自然塾」は、キャンプをした四国の子供達が家族や関係者に報告しているように、「帰って来たくなかった」「もっとフルーツワールドにいたかった」「将来はフルーツワールドで働くのが夢」だといってくれているように、南国の大自然が一杯のフルーツワールドで人間本来の感性を甦らせ楽しんでいただきたい。
今は高校生になった上野山絢子さんは4年間毎年一人でフルーツワールドへ来ては楽しんでいます。さらに、安栗愛及さんは2年間続けてフルーツワールドへ来ている高校生です。2人ともフルーツワールドへ来るのを楽しみにしてくれております。 フルーツワールドは倒れたら立ち上がります。何度でも何度でも・・・そして、いつか子供達の笑い声が絶えない施設を作り上げていきたい。
「ジャングルを 煙が歩く 自然塾」
- 2003年12月15日







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