子供達のパワーに脱帽
学ぶことも多かったキャンプ生活
フルーツワールドに四国の実家エリアの子供達がやって来て、一緒にキャンプをしました。 子供達から学ぶことも多く、あふれるエネルギーも分けてもらい色々と元気付けられたキャンプでした 。中でも印象に残りますのは、元気で疲れを知らない子供達ということで、その元気さには改めて脱帽し認識させられました。
キャンプ期間中はいろいろな行動計画があり、それを予定通り楽しんで消化して行っていた子供達でしたが、その中で一つだけ全員がいやいや行った事があります。それはラジオ体操です。 フルーツワールドの屋上は、広大なマネンガンヒルを見渡し、遠くは恋人岬まで見ることができ、夜は寝転び星空観察が出来る最高の場所でもあります。その場所で朝のすがすがしい時間にラジオ体操をしようという私の提案は、先生に受け入れて頂きました。しかし、子供達は全員拒絶反応を示し「エー!体操!」と良い返事が返ってきません。強制的に実行いたしましたが一生懸命やっているのは、先生達と私たち大人だけで、子供達は全員バラバラで掛声もそろいません。そんな子供達を見ていて自然と笑いが込み上げ、思わずカメラのショッターを押し続けたりしました。
キャンプ中に最も人気のあったのは、子供達の提案で始まった「胆試し」です。考えてもいなかった計画です。食事が終わり、あたりも暗くなれば、ジャングルの中を歩いて度胸があるのは誰か、勇気があるのは誰かを試す遊びです。 最初のうちは全員が懐中電灯を持って暗いジャングルに入っていましたが、途中から小さな班に分けたり、懐中電灯は一つだけなど子供達によりいろいろなルールが話し合われ、工夫がなされました。普段は暗く静かなジャングルもこの時ばかりは、毎晩のように鋭い悲鳴が鳴り響き、ジャングルに生息している動物達はジャングル始まって以来の騒音に驚いたに違いありません。「キャー!何か踏んだ」「ギヤー!カエルがこっち見ている」「オー何かいるぞ」「蛇だー!イノシシだー!キャー、ギャー」。
都会も田舎も区別がつきにくくなった最近の日常生活ですが、自然環境に恵まれている田舎には、都会では味わえない自然の中での遊びが数多くあります。忘れてしまっていた「胆試し」という言葉を子供達から聞いた時、自分の子供の頃の生活が甦り、いまだ伝えられ遊ばれていることに驚きとともに限りない親近感を抱かせてくれました。「キ・モ・ダ・メ・シ」何と懐かしい響きの言葉だろう。
ジャングルを歩き続ける“胆試し”は、私にとって体力との戦いであり、子供達のように楽しめる余裕などありません。海で一日中遊んだ日などは、子供達も疲れており今日は早く休むだろうと思っておりましたが、とんでもない認識不足で、夕食の準備に取り掛かる頃には、すでに夜の胆試しが話題で盛り上がり計画が練られていきます。食事が終われば「行きましよう」と誘われ、元気な掛声と共に一斉に暗いジャングルに入っていきます。真っ暗なジャングルの中を子供達は立ち止まったり歩いたりしているのですが、私には走っているようにしか見えません。一緒に歩いてもらえるのは最初だけで、追い付くことさえ出来ずじょじょに離され、子供達のにぎやかな声と共に子供達が持っている唯一の小さな明かりがだんだんと遠のいていきます。
何と元気なことか、夜は一緒に寝ていても、いつ目が覚めても寝ないで話をしている子供達。いったいいつ寝ているのだろうか。小さな体には無駄な物は少しもなく、全てがエネルギーとなって発散している感じをうけます。子供達に追い付こうと一生懸命暗闇のジャングルを歩きながら、まだまだ体力があると思っていた自分の考えの甘いことに気が付かされました。
体操をして体をほぐし、気持が良いのは大人だけで、子供達には必要ないのかもしれないと思いました。気乗りせずにバラバラな体操をしている子供達の子持ちが分かりました。
子供の身になり考えたつもりでも、子供の世界には入れない、子供達だけの興味のある世界があり面白い。いつまでもいて欲しかった子供達、 次はいつ来てくれるのだろうか。
- 2003年12月15日







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